文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されている松山東高校の1年生が9日、海外で事業展開する愛媛県内企業6社を見学し、愛媛の技術が世界で役立てられていることを学んだ。
 SGHは国際的に活躍できる人材を育てる事業で、松山東高は県内企業のグローバル化を課題研究の一つに掲げている。
 欧米やアジアに拠点を置き、世界100以上の国・地域に製品を出荷する井関農機(松山市馬木町)には生徒ら約80人が訪問。井関松山製造所の鈴木俊一社長が「中国は政府が農業の機械化を進めており、普及台数が伸びている」と事業について説明した。
 生徒らはほかに三浦工業(松山市堀江町)や住友化学(新居浜市惣開町)などを訪れた。